運動療法の目的
糖尿病治療の2本柱、その1本は運動療法になります。
普段運動してないからなぁ…(^^;;
冷や汗かいてる人もいらっしゃるかも知れないですね。
確かに、仕事でもデスクワークが中心で、
休みの日もインドアで過ごすことも多いですものね。
糖尿病の運動療法の一番の目的は、
インスリンの働きを活発にさせ、改善することです。
もちろん、肥満の解消にも繋がります。
筋肉を動かすために、ブドウ糖の消費が高まり、
血糖を下げる効果もあります。
他にも、運動を継続して、意識的に続けていくと、
肥満対策に効果が現れることでしょう。
動脈硬化を促進させる血清脂質や、血圧の状態も、
良い方向へと改善されていきます。
メタボリックシンドローム対策にも運動は欠かせませんね。
その他の効果として、適度な運動は
気分転換やストレス解消にもなりますよ。
運動前に医師の診断を受けよう
運動療法で一番怖いことは、運動中に万一のことが起こったり、
運動をすることで、病気をより悪くしてしまうことです。
運動が悪影響を及ぼすなんて考えにくいことですが、
実際に、動脈硬化がかなり進行していると、
運動によって狭心症を引き起こすことがあります。
このような事態を防ぐためにも、
運動療法を始める前には、全身の検査を受けてましょう。
運動をしてよいかどうか医師の診断仰いで、
運動の強弱のアドバイスをもらってから
はじめるようにしてくださいね。
受ける検査は、血圧、血液、血糖検査のほかに、
合併症を見つけるための心電図検査、眼底検査、尿検査、
筋肉や関節への負担に耐えられるかどうか、
肥満度や全身の状態も総合的にチェックします。
もう、先にスポーツウェアを買っていませんか?!(^^)
私もカタチから入るので、
そのキモチとってもよく解りますよ〜!
どんな運動をすればよい?
運動をしなさい!と言われて何をしたら良いのでしょうね?
昔取った杵柄といいますよね。
野球少年のお父さんはソフトボール、
サッカー少年だった人は、フットサルのチームに入りますか?
そうですよね、違いますよね。
運動と言ってもたくさんの種類や方法があります。
そのどれでもいいのかといえば、そうではないんです。
やはり糖尿病の運動療法に向いている運動はありますから、
その運動を中心に、自分の好きな競技を
取り入れるようにしましょう。
逆に、久しぶりに、昔やっていた運動を再開すると、
カラダは思うように動かないのが普通です。
そこで無理をすると、筋肉を傷めたり、
ケガをすることになります。
運動をする場合は、安全第一です。
くれぐれもケガや自己に注意して行ってくださいね。
効果的な運動療法とは
運動だったら何でもいいわけではなく、
上手に血糖値を下げることができる運動をすることが大切です。
大丈夫です、オススメの運動方法がありますよ。
運動をする時のポイントを紹介しますので
しっかりメモしておいてくださいね。
【運動は食後1時間ぐらい経ってから】
食後に上がる血糖値を下げることができます。
食前は低血糖になりやすいので、運動は避けましょう。
特に、インスリン療法を受けている人は、
運動は食後が鉄則です。
【有酸素運動を取り入れよう】
十分に呼吸をしながら行うウォーキングがオススメです。
ブドウ糖を脂肪を効果的に燃やすことができます。
【運動はきつすぎない程度に】
トレーニングではなく、軽い運動を心がけましょう。
ウォーキングなら会話を楽しめる程度で丁度いいです。
【1日合計30分ぐらいの運動量が目安】
1日で30〜60分ぐらいの運動を、
週に3、4回ぐらい行うと効果的とされています。
モチロン毎日も大歓迎ですよ。
一度に30分取れないなら、10分を3回など
自分の都合の良いように時間を分け、合算してもOKです。
こんな人の運動療法は危険
糖尿病の運動療法は、治療の軸となる大切なことなのですが、
血糖値がある程度の範囲内に収まる場合でしか行えません。
空腹時血糖値が250mg/dlを超えるような人が、
運動を行うと、血糖値が更に上がって、
もっと危険な状態になってしまいます。
合併症が進行している人、
高血圧の人も、運動を控えなくてはいけません。
起立性低血圧、排尿障害、自律神経障害が
進んでいる人も要注意です。
これは、本来自然に行われるべき
カラダの調節が上手くいっていない状態なのに、
運動と言う負荷をかけると、
もっともっと体の調節が上手くいかず、狂ってしまいますよね。
腰や足、関節などに痛みがある人も無理に運動しないでください。
また、カラダの具合が悪い時にも無理をしないでくださいね。
無条件で、運動がいいワケではないのです。
大切なことですよね。覚えておいてくださいね。